2012年11月14日

非常用食料等の購入は一括損金可能


 平成23年3月11日の東日本大震災を受けて、今後の災害に備えて、会社に非常用食料品の備蓄をしている企業も増えたことでしょう。
 非常用食料品は、従業員全員分を数日分備蓄するとなると多額の支出を伴うことになります。この非常用食料品は、長期保存が可能な食料品が多いので、数年にわたって備蓄します。経理に携わっている感覚からすると、勘定科目としては「貯蔵品」として在庫計上し、損金(費用)としては認められない気がします。

 この、非常用食料品ですが、次の2つの要件を満たせば、全額損金にすることができます。

1. 非常用食料品を購入した。【お金を払った】
2. 非常用食料品を所定の場所(保管庫や備蓄専用棚を設置するなど)に配備する。【現物がある】

 配備した事業年度の損金と認められる理由は、
⇒ 災害用の非常用食料品は備蓄することで事業のように供されたと考える
⇒ すなわち貯蔵品を消耗した
と合理的に考えるからです。

 経営者としては、いざという時のために備蓄しているものではあるけど、購入費用が損金扱いとなってくれるのは有難いことですね。

 また、いざという時に必要といえば、消火器なども思い当りますが、消火器の中味(粉末や消火液)を取り替えた時も、取替費用は取り替えた事業年度の損金となります。


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posted by ふみふみ at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 法人所得の節税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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