2012年11月12日

今回のブログについて


 今回のブログは、会社を継続的に発展させるための税務コストの節減と経営者個人の方の資産形成をテーマに構築しました。

 会社をいかに発展させるかというテーマについては、売り上げをいかに伸ばすかというアプローチや、従業員をいかにマネジメントするかというアプローチなどが代表的なものですが、私は職業上、税金コストを抑えるという視点からアプローチしています。会社を安定的に発展させるうえで、キャッシュ・フローは潤沢にあるに越したことはありません。オフェンス・ディフェンスの両面で選択肢が広がるので経営の安定化につながります。税金に対して無策だと不必要な資金流出が起きてしまいますので、税金を最小限に抑える対策を立てることも重要な経営戦略です。これを「タックスプランニング」と言います。
 例えば弊事務所では、以下のようなご相談がよく持ち込まれます。

● 個人事業でビジネスを行うか法人成りをした方がよいか。
● 節税対策法人を別に設立した方がよいか。
● 節税という名目で保険の営業を受けたが本当にその効果があるか。
● 法人で社会保険に加入すべきか。
● 収益物件を所有したらどれだけ税金が発生するか。
● 合併や会社分割を行う際に税制適格を取った方がよいか。
● タックスヘイブンに移住した方がよいか。

 これらについては、ブログの記事で、順次テーマにしていきたいと思います。

 また、節税して会社を発展させた結果として、個人の資産形成にもぜひ繋げていただきたいと思います。個人の資産形成については、「金持ち父さん貧乏父さん」を筆頭に数多くのテーマ本が出版され、日本でも数年前にサラリーマン大家さんブームが生まれました。また、富裕層に対しては、一般になかなか知られない様々な投資スキームが、プライベートバンクなどから提案されるようです。ここで私の言う資産形成は、他人からものを奪って自分のものにする、という類ものではありません。家族の生活を少しでも安定的なものにするための努力をイメージしており、まずは自分が携わっているビジネスを発展させること、そのための取引先や社員とのコミュニケーション能力を磨くこと、いかに世の中に情報発信するかというマーケティング手法を考えること、いかに世の中に受け入れられるものを生み出すかという創造力を働かせること、などが複合的に問われるものであると私は考えます。ビジネスに邁進して家族が崩壊しては何も意味がありませんし、家族以外の周囲の人々の生活も豊かにできるのであれば、それが究極の姿だとも思っております。

 資産形成までの道のりは、概ね以下の過程を踏むものと考えております。
● 起業、独立
● 事業の拡大 
● 収入と支出のバランスの最適化 ⇒ 正しい節税
● 事業の更なる発展 ⇒ 組織再編、グループ法人税制、M&A、IPO、海外進出の知識
● 個人資産の形成 ⇒ 投資、相続税、非居住者スキームの知識

 当ブログは、以上の章立てで順次記事を書かせていただいております。今後も定期的に記事をアップしてまいりますので、少しでも皆様のお役にたてたら幸いです。

<<< 「プロフィール」の記事一覧へ戻る

   <<< 「ブログの目次」 へ戻る




posted by ふみふみ at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック